JA広島市について

ごあいさつ

代表理事組合長  籾田 清

組合員のみなさまにおかれましては、平素よりJA広島市の各事業に対し 格別のご理解とご協力を賜り心より厚くお礼申し上げます。

わが国の経済は、世界経済の持ち直しの恩恵も受け、緩やかな景気拡大が 続くことが予想されていますが、JAグループにおいては、大規模な金融緩 和政策の継続による利鞘の減少に伴い、事業総利益の約50%を占める信用事業総利益の減少が全体収支に大きく影響を及ぼし、経営基盤の弱体化が予 測されるなか、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」として、組合員、地域にとってなくてはならない存在となるためには、その前提である経営基盤の確立に向けた取組みが喫緊の課題となっています。

平成29年度は、前年の農協法改正を受け、農業・農政改革が進められ、引き続きJAを取り巻く環境が厳しく変動した年度となりました。当組合においては、自己改革の柱である「農業者の所得増大」農業生産の拡大」「地域の活性化」の実現に向け役職員が総力を挙げて取り組んだ結果、JA活動への理解促進に向けた組合員加入促進運動は、新たにJAの活動にご理解・ご賛同いただいた9,879名の方に加入いただき、組合員数は111,649名になりました。

事業面においては、組合員全戸訪問を基軸に、組合員、地域のみなさまからの声やニーズを吸収し、それらを事業活動や施策に反映させ、生活メイン利用者の拡大と事業利用促進に取り組み、信用事業について、貯金は403億円と過去最大の純増、貸出金はここ数年続いていた残高減少が歯止め傾向となり、共済事業については3年連続の目標達成をすることができ、事業利益は6億2千万円、当期剰余金は2億5千万円計上することができました。これもひとえに、理事、総代、協力委員をはじめとする組合員、地域のみなさまのご理解とご協力の賜物と厚くお礼申し上げます。

平成30年度は「第7次中期経営計画」、「第5次営農振興計画」の最終年度にあたり大変重要な年となるとともに、設立から25年となります。こうしたなか、今後ますます厳しさを増す情勢に耐えうる組織基盤、経営基盤の拡充に向けて、自己改革の進捗状況や課題・問題点を分析・認識したうえで、役職員総力を挙げて、着実に全力で邁進してまいります。

農業面においては、営農・経営指導や販売力の強化に向けて、営農・畜産指導員・販売担当者のスキル向上と体制強化を行うとともに、「地域別農業プラン」の浸透により計画的な産地づくりと地域特性に応じた農業の振興に取り組みます。あわせて、後継者不足の解消と地域農業の維持・発展を目的として、担い手の育成と事業承継にかかる相談・提案活動を展開してまいります。

事業面においては、農協法で規定されている農業分野への投資に努めるため、収益の柱である信用事業の適正利益の確保に向けて、貯金・貸出金の営業推進体制を強化します。また、地域に密着した訪問活動や支店を拠点としたふれあい活動を通じて、組合員満足度の向上の実現を目指すとともにJA事業 や活動内容の積極的広報活動により、総合事業の利用促進に取り組んでまいります。

経営管理面においては、公認会計士監査に備え、内部統制の整備と厳格な運用・定着に取り組むとともに、事業目標の達成および店舗・事業再構築等により、強固な財務基盤の確立を目指します。また、不祥事未然防止を柱とした内部管理・コンプライアンス態勢の充実・強化を図ります。

組合員、地域のみなさまから愛され、信頼され、なくてはならない存在となるため、「変わるんJA(じゃ)!」を合言葉に、地域に根ざした協同組合としての使命と役割を果たしてまいりますので、今後とも、組合員のみなさまのより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

平成30年7月
広島市農業協同組合
代表理事組合長 籾田 清

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経営主要目標

 次の事項を平成30年度の主要目標とし、取り組んでまいります。

1.多様な農業者の所得増大と地域農業の振興

多様な農業者の所得増大に向けて、業務体制の拡充による販路の開拓と生産から販売までトータルコスト低減策を実践するとともに、ファーマーズマーケットを核とした地産地消運動の推進や地元農産物のPRに努めます。また、「地域別農業プラン」の策定と実践や組合員の経営規模や経営形態に応じた営農指導の実践による地域特性を活かした持続的農業の振興に取り組みます。

  1. 販売力の強化
  2. 生産量の拡大
  3. 生産性の向上
  4. 営農基盤の強化

2.組合員との結びつき強化と地域の活性化

組織活動や地域貢献活動を充実させ、活動を通じて組合員や地域のみなさまの声を聴き、多様化するニーズとJAに求められているものを把握しながら事業活動へ反映するとともに、地域の活性化につながる取り組みを展開します。このため、組合員全戸訪問を徹底し、ライフステージに応じた提案活動や相談業務の充実化による満足度の向上に取り組むとともに、広報誌や支店広報紙、ホームページ等を通じて、農業やJA事業への理解を深め事業利用促進につながる積極的な情報発信を行っていきます。

  1. 組合員との結びつき強化と地域への貢献
  2. 総合事業を通じ組合員ニーズに応じたサービスの提供
  3. 積極的な情報発信による農への理解促進とJAファンづくり

3.経営の健全性確保とさらなる経営基盤の強化

農業所得の向上や地域の活性化等に向けた取り組みを支えていくためにも、将来を見据えた事業利用の拡大や経営の効率化等により財務基盤を強化することが不可欠となります。そのため、機動性の高い組織体制の構築や効率的かつ効果的な事業運営の実現、事業の高度化・専門化に対応するための職員育成の充実に取り組みます。また、内部管理に関するPDCAサイクルを実践するなかで、不祥事未然防止を含めコンプライアンス態勢の充実・強化にも取り組み、健全なJA経営の確立を目指します。

  1. 経営管理機能の充実化とコンプライアンス態勢の強化
  2. 将来を見据えた経営基盤の強化
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JA広島市の概要

設立 平成5年4月1日
出資金 6,724百万円
代表者 代表理事組合長   籾田  清
本店所在地 〒731-0122 広島市安佐南区中筋3-26-16
TEL 082-831-5500(代)
組合員数 111,649名(正16,075名、准95,574)
職員数 801名
事業内容 信用 貯金、融資、為替など
共済
(保険)
生命共済、火災共済、自動車共済など
購買 肥料、農薬、生活用品など
販売 米、果実、野菜、その他
営農指導 営農支援など
生活相談 生活相談・支援など
資産管理 資産活用相談など
旅行 旅行の企画、手配、添乗など
葬祭 葬祭業務
養鶏鶏卵 鶏卵販売、物流
LPG LPガスの供給、保安
農機車輌・SS 農機修理、販売、SS事業
広島菜漬 広島菜漬加工事業
店舗 中区、東区、南区、西区、安佐南区、安佐北区、安芸区、佐伯区、
安芸郡府中町、廿日市市(佐方、佐方本町、山陽園、城内)、
山県郡(安芸太田町、北広島町)の54店舗
貯金残高 580,538百万円
貸出金残高 138,437百万円
長期共済保有高 1,246,062百万円
年金共済保有高 15,308百万円

※数値実績については平成30年3月31日現在のもの

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JA広島市の理念

経営理念

JA広島市は、農業と生活設計におけるアドバイスとサポートという事業を通じ、地域の暮らしに確かさと彩りをつくります。

経営方針

(1)地域農業の持続的発展と農業を通じた環境保全に取り組みます。

自立的、持続性のある地域農業の振興に向け、多彩な自然条件を有する特性ある立地条件、環境を存分に生かした、特色ある農業の産地づくりや、生産者と消費者、農村と都市をひとつにつなぎ、地産地消を柱とした農業振興と安心・安全な農畜産物の提供による健全な食文化の形成に取り組みます。

 また、農の持つ多面的機能を通じて次世代へ引き継ぐべく、水・緑など豊かな自然環境を守り、育んでいきます。

(2)心豊かで健康な暮らしと活力ある地域社会づくりに貢献します。

地域に開かれたJAとして、人や地域との関わり合いを大切にし、みなさまの「声」を広く事業に反映させるとともに、参加と共感による「人の輪」を広げる活動を進めます。また、地域密着を基本に、生活シーンに対応したサービスの提供と健康・福祉・文化活動などJAらしい総合事業の特性を生かした多面的な事業の展開により、豊かで安心して暮らせる明るい社会づくりや地域の環境や文化、健康・福祉に貢献し、みなさまから心強い存在として頼りにしていただけるJAになることを目指します。

(3)経営基盤の一層の強化と健全性の向上に取り組みます。

みなさまからの信頼と期待に応えるため、ガバナンス(企業統治)の強化に向け、業務執行体制やリスク管理体制、コンプライアンス態勢をさらに充実、強化します。そして、運営にあたっては、合理的、効率的な運営と収益構造の改善によりスリムで強靭な財務基盤を構築し、経営の健全性を高めるとともに、情報開示等を進め経営の透明性を高めます。

そして、環境の変化に柔軟に対応するだけでなく、変化を予測し積極的に新しいものを取り入れる活力に富んだ組織を目指します。

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